愛猫やらお人形やら美柴双子やら…
明日、お母さんとお父さんがちらっと遊びに来るのですー
な、な、な、なんと!『きなこ』も連れて来る計画のようですっっ(>▽<)
まだ1ヶ月で ヨッチヨチしてるらしいので、多分一日限りのホームステイになると思うのですが。あずきさんがどんなリアクションをするのか楽しみで仕方ありません。笑
実家では、大きいオス猫(歌舞伎くん)に子猫4匹できゃいきゃい飛び掛って遊んでるらしいのです。
あずきさん……勝てるかしら。(-▽-)笑
本当に連れて来たら、写メいっぱい撮るぞーい!
オクで調子に乗って 大きい子をポチっとしてしまいました。
このまま誰も入札しないと 私が落札しちゃうので、ちょっと(マジでか)な感じです。絶対誰か入れると思ってたんですけど…笑"
まだ時間あるので、誰かが入札してくれることを…祈ってるんだか祈ってないんだか。なんかもうすっごい複雑な心境です…!!!~~どうしよう!!笑
■以下、突発 優希のお話ですー!
中条さんと美柴さんの教育方針。
な、な、な、なんと!『きなこ』も連れて来る計画のようですっっ(>▽<)
まだ1ヶ月で ヨッチヨチしてるらしいので、多分一日限りのホームステイになると思うのですが。あずきさんがどんなリアクションをするのか楽しみで仕方ありません。笑
実家では、大きいオス猫(歌舞伎くん)に子猫4匹できゃいきゃい飛び掛って遊んでるらしいのです。
あずきさん……勝てるかしら。(-▽-)笑
本当に連れて来たら、写メいっぱい撮るぞーい!
オクで調子に乗って 大きい子をポチっとしてしまいました。
このまま誰も入札しないと 私が落札しちゃうので、ちょっと(マジでか)な感じです。絶対誰か入れると思ってたんですけど…笑"
まだ時間あるので、誰かが入札してくれることを…祈ってるんだか祈ってないんだか。なんかもうすっごい複雑な心境です…!!!~~どうしよう!!笑
■以下、突発 優希のお話ですー!
中条さんと美柴さんの教育方針。
マンションのすぐ傍に、優希お気に入りの公園がある。
遊具よりも芝生と噴水が印象的な、ジョギングコース向けの公園。
広々とした自然の中で カメラのシャッターを下ろす優希は、いつ見ても上機嫌だ。
「?」
前の通りにある自販機で飲み物を買ってきた美柴は、優希と中条が待つはずのベンチまで戻ってきた。
しかし、そこに座っているのは中条だけ。優希の姿は見当たらなかった。
「おー サンキュ」
「優希は?」
「あ?あそこだよ」
戻ってきた美柴に気が付いた中条は 軽く手を上げる。
その手の平に缶コーヒーを乗せながら、問いかけた。
中条は くいっと顎で前方を示す。 その視線を追って見れば、ひらけた芝生エリアに優希の背中を見つける。
「?」
どうやら、芝生の中央で集まっている3.4人の子供の集団に向かって歩いているようだ。
優希よりは年長だろうか。中心に居るのはいかにもガキ大将といった風貌の肥えた子供で、その子が手にしている何かを 他の子供達が取り囲んで覗いている。
優希は元からとても人見知りだ。
聴覚が無いことに塞ぎこんで 同年代の子供と仲良くなるのも苦手。
あんな風に楽しげに集まっている輪の中に、自分から飛び込んでいく子供ではない。
「…?何」
訝しがる美柴の問いかけに、中条はベンチの背もたれに腕を掛けて 堂々と足を組んで言い放った。
「イジめられてる」
「!」
咄嗟に 子供達に視線を向けた。
言われてみれば、子供達の間で回されているのは優希のデジカメだ。
優希が大切にしている物の一つ。
「さっきアイツが写真撮ってたら、あのガキ共に取られたんだよ。奪い返そうとしたけどな、結局負けて 泣きながら戻ってきた。」
飄々とそう報告する中条に、美柴は苛立った溜息を吐いて 優希のもとに歩こうとした。
「待てって」
腰掛けたままの中条が 美柴の腕を掴み、制止する。
その呼び止めが腹立たしく、アンタはずっと黙って見てたのかと呆れて 振り返った。
しかし中条はその見損なったと訴える視線を受けても、微かに笑っていた。
「だから今、俺が優希にイイ事教えてやったところだ」
「…良い事?」
「いいから見てろ」
妙に確信めいた中条の表情に、美柴は振り払おうとした腕を大人しく落ち着かせた。
中条が教えたとなると、あまり"良い事"ではなさそうな予感はしたが 渋々 優希の背中を見守る。
とぼとぼ と心細げに輪に近づいていく優希が、ぎゅうと両手を握り締めているのが見えた。
『泣いたって俺は助けねぇーぞ』
『自分の大事なもんは、自分の力で取り返して来い』
(……よしっ)
泣き顔だった目元を ぐいっと拭う。
中条に言われた事を心の中で反芻して、優希は意を決した。
とんとん とリーダー格の少年の肩を叩く。
少年は 振り返り、優希だと分かると 強気な態度を見せた。まるでこのカメラは自分のものだというような素振りをする。
周りの手下な子供達は にやにやと 優希と少年を見比べる。
負けずに、優希は懸命に「僕に返して」と必死な表情でジェスチャーを見せた。
しかし子供達は 悪ふざけで 優希の真似をして笑うだけ。
「………~~!!」
優希が業を煮やし 無理矢理奪い取ろうとした。
けれど、相手は一回り大きい体格の少年。
自分よりも太く立派な腕に大きく振り払われて、デジカメに掠りもしなかった。
周りで見ている子供達は面白がって、囃し立てる。
取ってみろよ、とリーダー格の少年は わざとカメラを持った手を大きく頭上に上げ 優希を挑発した。
優希は何度か飛び上がって手を伸ばし、取ろうとする。
でも、やはり少しも触れられない。
「………………~~」
しばらく取り返そうと頑張っていた優希は、ほらほら と目の前でチラつくカメラを泣き出しそうな目で見つめると 諦めて 俯いた。
そうして、カメラを取り返せないまま 子供達の集団に背を向けてしまった。
帰っていくと分かると、リーダー格の少年は「ほら見ろ」と勝ち誇った笑みで 手下の少年達にカメラを見せ付ける。
しかし、2.3歩後戻りをした優希は、その少年の背後で また振り返った。
「!」
優希は振り向きながらダッ!と強く駆け出し 目の前の少年に思いっきり体当たりした。
正面からとはいえ 不意打ちを食らった少年は、後ろに倒れ ドスンと尻餅をつく。
「イテェ…!」と声を上げた少年の周りにいた子供達は 驚いて 助けの手も出せない。
そんな愕然とする輪の中に飛び込んだ優希は、少年の手からデジカメをがむしゃらに奪い取ると まさしく脱兎のごとく走り出す。
一目散で ベンチに向かって逃げてきた。
『タックルして奪い返したら、俺んとこまで走って逃げて来い』
これが、中条に言われたことの全部だった。
「ははっ」
一部始終を見ていた中条が満足気に笑い、賞賛の口笛を吹く。
ベンチから すっと立ち上がると、逃げてくる優希に向かって歩み寄った。
視線の先に中条を見つけた優希は、手に持ったカメラを見せながら その腰元に飛び込んだ。
受け止めた中条が ぐしゃぐしゃと力任せに思いっきり優希の頭を撫でる。
「やれば出来るじゃねーか。カッコ良かったぞ優希」
しゃがみ込んで 唇が読めるように ゆっくりとそう言う。
褒められた優希は 必死に逃げてきた表情を一変させて、笑顔に弾けた。
「おめぇーはスナック菓子の食いすぎだって言ってやろうかと思ったけどな、優希のアレで充分だったな」
そんな冗談に、クスクスと口を押さえて優希が笑う。
「……………………。」
一連を見ていた美柴は そんな二人を後ろから眺める。
…まったく。妙なことばかり吹き込んでくれるものだ。
視線を感じ ふと振り返った中条と優希は、美柴の据わった目に一瞬 ピタリと固まる。
「あー…まぁアレだ、男ならケンカの一つも出来ねぇーとな」
「……中条さんは危ない事しか優希に教えない」
「でもあの反撃、悪くなかっただろ?」
「…………そうだな」
悪びれることない中条に負け、美柴は結局 そう頷いた。
そっと優希の頭に手を置く。中条の腰元で、優希は上目に美柴を見上げ 隠れていた。
(……トキ、あの子のお母さんとかに、怒られたりする…?)
自分がした事で咎められるのではないかと 心配している。
そんな優希に 美柴は首を横に振る。手話と口頭で 告げた。
「そんな心配はいらない。今度は背負い投げもかけてやれ」
冗談とも本気とも言えない美柴の表情に、怯えていた優希は きょとんと目を丸くする。
その横で 中条が呆れて笑った。
「お前の方がよっぽど危ねぇーじゃねぇーか」
「…そんな事ない」
「はいはい。こうやって美柴二世は作られていくんだな」
「中条さんになるよりはマシだ」
「うるせーよ」
■家訓。大事なものは、自分で守る。
……ただの親バカ話になった気がしますけど。笑
こうして 優希くんは いつもはおっとりふわふわしてるけど、やる時はやる!強かな子に育っていくのです。笑
PR
Comment
カレンダー
カウンター
Profile
HN:
NANO
性別:
女性
自己紹介:
■Like■
ゆるカジュ
峰倉作品
■Love■
清春(神)
美柴鴇(BUSGAMER)
Super Dollfie(オーナー歴三年)
ゆるカジュ
峰倉作品
■Love■
清春(神)
美柴鴇(BUSGAMER)
Super Dollfie(オーナー歴三年)
近況報告
2010年も BUSGAMER至上主義で参ります…!!
マイナー万歳!!
当人管理HP…etc
コメント
[06/09 華爛]
[06/02 結]
[05/31 華爛]
[05/31 紅夜]
[05/30 ありこ]
ブログ内検索
■■■